世界最大級のプラスチック・ゴムの展示会「K2022」出展のお知らせ
2022年09月30日
当社グループは、ドイツのデュッセルドルフで3年に1回開催される世界最大級のプラスチック・ゴムの展示会「K2022」に出展いたします。今回は、次世代EV向けに開発中の高性能な樹脂を用いた試験用車両を初めて展示します。また、ケミカルリサイクル技術を活用したアクリル樹脂や水平リサイクルを目指した容器包装向け樹脂など、資源循環社会に貢献する製品や技術を多数展示いたします。
特色ある当社グループの新たな製品・技術を、ぜひご覧ください。
1.展示会概要
「K2022 - The World's No. 1 Trade Fair for Plastics and Rubber」
会期:2022年10月19日(水)~10月26日(水)
場所:ドイツ、メッセ・デュッセルドルフ
ウェブカジノ シークレット 評判:https://www.k-online.com/
※展示会場への入場には、オンラインでの入場者登録とチケット購入が必要です。
2.出展内容
【初出展:次世代EV向け試験用車両】
①次世代EV向けの高性能樹脂を用いた試験用車両
今後、進展が期待されている次世代EV市場に向けて、当社の高性能エンプラ(スミカスーパーTMLCP、スミカエクセルTMPES)およびCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)向け新規エポキシ樹脂等を用いた具体的用途提案をいたします。
上記樹脂を搭載した試験用車両を初公開いたしますので、ご覧ください。
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試験用車両
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EVモーター
②衝撃に強い高機能ポリマーIGETABONDTM
航空機や自動車などに、エンジニアリングプラスチックスの改質剤や接着剤として使用されている高機能ポリマーIGETABONDTMに関して、耐衝撃性改良用途を中心に樹脂特性や使用例も含めて展示します。
【最新のリサイクル技術・製品が一堂に集結】
③アクリル樹脂のケミカルリサイクル
当社は、使用済みのアクリル樹脂を熱分解し、石油由来の材料と同品質のMMAモノマーや、それを原料としたアクリル樹脂の製造に取り組んでいます。回収から、再生、製品化までの資源循環システムの確立を目指す、PMMAのケミカルリサイクルを紹介します。
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アクリル樹脂を用いた製品
④容器包装の ‘フィルム to フィルム’ 水平リサイクル実現に向けた製品・技術
容器包装用プラスチックのモノマテリアル化の実現に貢献する高剛性ポリエチレン「スミクル®」を展示いたします。また、特殊なインキを用いることで、溶融混練のみで印刷を無色化する新たな技術もご紹介します。(株式カジノ シークレット 評判パイロットコーポレーションとの共同開発です)
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「スミクル®」使用パッケージ
Sumitomo Chemical Europe S.A./N.Vブース
問い合わせ先
①②機能樹脂事業部 TEL: 03-5201-0265
③MMA事業部 TEL: 03-5201-0254
④樹脂関連事業開発部 TEL: 03-5201-0248
【自動車へのリサイクル、軽量化、電動化に向けたソリューションを多数展示】
⑤サーモフィルサークル™(THERMOFIL CIRCLE™)
欧州で約30年前から多くの採用事例を獲得しているガラス繊維強化リサイクル樹脂です。
⑥サーモフィルFR™(THERMOFIL FR™)
軽量、高強度でありながら、V0の難燃性を有するガラス繊維強化樹脂。エンジニアリングプラスチック等の代替として、バッテリー、電装部品の軽量化に貢献します。
⑦サーモフィルHP™(THERMOFIL HP™)
自動車の軽量化向けに採用が広がるガラス繊維強化樹脂。お客さまとのコラボレーションにより実現した実際の軽量化事例を「K2022」に初展示します。
⑧サーモフィルNP™(THERMOFIL NP™)
間伐材由来の木繊維を練りこんだ樹脂。低比重高剛性であり、木材含有分は焼却してもCO2増加につながらない環境にやさしい素材です。
Sumika Polymer Compounds Europe Ltd.ブース
問い合わせ先
⑤⑥⑦⑧自動車材事業部 TEL: 03-5201-0252
以上